2026/10/05 06:30 | メルマガ | コメント(0)
第391号 Weekly ZAP!!

●プロローグ
●先週のマーケット
●今週の米経済統計(予想)
●先週の米経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 雇用関連指標
・JOLTS 8月
・ADP雇用報告 9月
・新規失業保険申請
2. 雇用統計9月
・雇用統計総論
3. PCEデフレータ8月
●注目テーマ
〇主な意見に見えた日銀と政府の溝
●あとがき
●プロローグ
FRBはもはや争点は雇用ではない、と言っているため、市場の注目は薄れていた9月の雇用統計。少し軟化したようにも見えるが、実態はどうだったのか?また、今月算出方法に見直しがかかったPCEデフレータについても取り上げていきたい。
それではさっそく始めよう。
***************
あとがき
***************
先週、高市首相は日本テレビのインタビューに応じた。
その中で、インタビュアーが「2年間限定で税率を下げても、その分だけ商品の価格が下がらなければ、家計への恩恵は薄いのではないか。本当に暮らしは上向くのか」との問いを投げかけた。それに対して首相は、小売業者の団体からも一定の値下げを見込む意見が多く示されたと説明した。たしかにそこまでは分かる。ところが、問題はその先で、「減税後も昨日と同じ値段で売る店があれば、そのお店の風評にも関わる」と続けた。
なるほど、高市政権の政策効果の最後のひと押しは、世間の目ということらしい。
仕入値、人件費、物流費、電気代など、次々に上がるコストを前に、値上げをためらい、利益を削ってしのいできた店もあるだろう。その店主にしてみれば、ようやく一息つけるかと思ったところに、「お客さんが見ていますよ」と念を押された格好だ。もちろん、減税分が価格に反映され、家計が助かることは望ましい。しかし、税率が下がっても仕入値が上がれば、店頭価格が据え置きになることはあり得る。昨日と同じ値札でも、その裏の帳簿まで昨日と同じとは限らない。
高市氏は以前、食料品の消費税ゼロを「国の品格」と結び付けていた。生活に欠かせない食べ物で国民を困らせたくない。その志は理解できる。ただ、国の品格を掲げた政策の成否を、近所のスーパーの評判に預けるのは、少々荷が重くないだろうか?
そこで思い出すのが、日米交渉を担う赤沢大臣に伝えたという「私に恥をかかせるな」発言。今回、首相が小売店にそう言ったわけではないが、こうして二つの発言を並べると、あの言葉が全国津々浦々の商店のレジにまで届きそうな気味悪さがある。
「減税はこちらでやります。値下げはそちらでお願いします。世間も注目していますからね!」ということで、国の品格、首相の面目、店の評判という、ずいぶん大きなものが、一枚の値札にぶら下がっているものである。
さて昨日、セ・リーグで阪神の優勝が決定しましたが、これで2年連続です。マーケットには、阪神が優勝した年の日経平均は2ケタ上昇し、翌年も上昇するというアノマリーがあり、昨年はまさにその通りになりましたが、今年も期待できるでしょうか?
いよいよ今年も100日を切ったようで・・・早いですね。良い1週間、10月をお過ごしください。
ODYSSEY(Copyright 2026 オデッセイ株式会社)
■ 編集部お問合せ
■ メール
■ ブログ
■ X
■ Facebook
※本メルマガの内容は、筆者の個人的な見解であり、他のいかなる個人の見解を代表ないし代理するものではなく、他の個人または組織がその内容に対して責任を負うことはありません。
※本メルマガは投資を推奨するものではありません。
※本メルマガの全部または一部を、当社の許可なく第三者へ転送、転載、複製または共有することを禁止します。
ログインしてご確認ください。
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第119条により罰せられますのでご注意ください。
いただいたコメントは、チェックしたのち公開されますので、すぐには表示されません。
ご了承のうえ、ご利用ください。
























