ODYSSEY Geopolitics & Business

2026/08/10 07:30  | メルマガ |  コメント(0)

第376号 長期金利を抑えたい政権と正常化に向かう日銀


〇長期金利を抑えたい政権と正常化に向かう日銀

約40年ぶりの円安ドル高を食い止めるため、異例の日米協調介入に踏み切ったことで、164円が目前に迫っていたドル円は、一時155円台まで急落し、その後157円台半ばまで戻ってきた。

介入は本当に効いたのか?、この動きを理解する上で、市場参加者の見方の違いが関係しているように感じる。

介入以降の国内外の報道を見ていると、海外勢は、為替介入の効果が日銀の利上げを先送りさせると捉え、9月は見送り、次は10月とする見立てが強まっている。一方、国内勢の受け止め方はまるで逆だ。米国まで巻き込んだ28年ぶりの協調介入の裏には、日銀の早期正常化を求める米国側の強い意向がある。ならば9月利上げも十分あり得る、というのが国内勢の読みである。

同じ介入を見ながら、なぜここまで解釈が分かれるのか。


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