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	<title>奥山真司の戦略論から見た世界</title>
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	<description>Just another Gucci Post- ブログ記者によるオンライン新聞　グッチーポスト - site</description>
	<lastBuildDate>Sun, 31 May 2026 15:00:00 +0000</lastBuildDate>
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		<title>バックナンバー（2026年5月）</title>
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		<pubDate>Sun, 31 May 2026 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[バックナンバー]]></category>

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		<description><![CDATA[5月のバックナンバーです。  最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。  5/4　第74号 日本の大戦略は？ 　▼イギリスの戦略見直し 　▼３つの大戦略 　▼ヘッジングの有効性 　▼近… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=485">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>5月のバックナンバーです。</p>
<p>最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。</p>
<p style="padding:10px;background-color: #f5f5f5"><b>5/4　第74号 日本の大戦略は？</b><br />
　▼イギリスの戦略見直し<br />
　▼３つの大戦略<br />
　▼ヘッジングの有効性<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>5/10　第75号  トランプがはまる「ワナ」</b><br />
　▼ペイプの視点<br />
　▼３つのステージ<br />
　▼どうすればいいのか？<br />
　▼エスカレーションも選択肢？<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>5/16　第76号 ライトセーバーは理想の兵器か</b><br />
　▼なぜ反乱軍は勝てるのか？<br />
　▼最先端で高価だと使えない？<br />
　▼マッドマックスとライトセーバー<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>5/23　第77号 習近平が口にした「トゥキュディデスの罠」</b><br />
　▼習近平の援用<br />
　▼ワナが意味するもの<br />
　▼戦争を避けるためには？<br />
　▼アリソンの評価<br />
　▼ワナへの反論<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>5/30　第78号 ポスト・ヒロイックな時代とは？</b><br />
　▼戦いたくない社会<br />
　▼戦い方が変わる？<br />
　▼日本への示唆<br />
　▼本の紹介</p>
<p>各記事の概要は、ブログの該当日に掲載しています。</p>
<p><a href="https://guccipost.co.jp/shop/products/list.php?category_id=22">配信はこちらからお願いします。</a></p>
<p><a href="https://guccipost.co.jp/blog/mokuyama/?cat=5">過去のバックナンバーはこちらをご覧ください。</a></p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>ポスト・ヒロイックな時代とは？</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=481</link>
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		<pubDate>Sat, 30 May 2026 11:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も色々と国際政治が動いていますが、注目すべきはやはりアメリカとイランの交渉の状況ですね。  本稿執筆時点では、両国が「60日間の停戦の延長」と「核開発計画に関する協議開始」という点で暫定合意に達した、という報道が出て… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=481">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も色々と国際政治が動いていますが、注目すべきはやはり<b>アメリカとイランの交渉の状況</b>ですね。</p>
<p>本稿執筆時点では、両国が「60日間の停戦の延長」と「核開発計画に関する協議開始」という点で暫定合意に達した、という報道が出ています。</p>
<p>■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/234c26ab490d72134c990fc05de50aa361e4540f" target="_blank">米・イランが停戦60日延長で暫定合意、トランプ氏の承認待ち</a>（5/28 ブルームバーグ）</p>
<p>ただし、このような交渉の話は、２月末の開始から一ヶ月ほどたった４月８日の停戦開始以降、何度も出てきました。そのたびに注目されるわりには交渉が進展していないことが判明し、株価のインサイダー取引疑惑も浮上するなど、どうにもスッキリしない展開が繰り返されています。</p>
<p>■<a href="https://www.bbc.com/japanese/articles/c78lg3ld920o" target="_blank">【分析】 トランプ政権に影を落とす数々のインサイダー取引疑惑</a>（4/20 BBC）</p>
<p>本メルマガでも繰り返し述べているように、交渉の争点は今のイランにとって国家の存亡に関わる死活的な問題（核問題・ホルムズ海峡の管理）であるため、イランがアメリカからの提案に安々と乗ってくることは想定できません。</p>
<p>そうなると短期的な解決は難しく、今後は、（１）現状のダラダラした交渉の継続、あるいは（２）交渉打開のための軍事行動、という二択になる可能性が高そうです。</p>
<p>イラン情勢以外には、中国の江蘇省で開かれたアジア太平洋経済協力会議（APEC）貿易相会合（５月22・23日）で、訪中した赤沢経産大臣が中国の王商務相に正式な会談を求めたものの、中国側がこれを拒否したというニュースが報じられました。</p>
<p>■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/692b8b222f6f3c96f702d10ea9c83eb3e8cd7e73" target="_blank">日中関係悪化「根源直視を」　閣僚会談見送りで中国</a>（5/28 共同通信）</p>
<p>相変わらず中国側は「高市早苗首相による誤った言動」を批判していますが、北京はどうやらこの問題を収束させる気がないようです。習近平もトランプとの会談で「高市はけしからん」と非難していたという報道もありましたね。</p>
<p>■<a href="https://digital.asahi.com/articles/ASV5W3VLGV5WUTFK00LM.html" target="_blank"> 米中会談で習氏が日本批判　トランプ氏は擁護、ほど遠い日中関係改善</a>（5/28 朝日新聞）</p>
<p>こうした状況を見る限り、習近平政権はおそらく高市政権が終わるまで日本批判を続ける構えです。この対立的な関係の長期化は、2016年の韓国のTHAAD配備に端を発した中韓関係の長きにわたる関係の悪化にますます似てきているように見えます。</p>
<p>さて、今週の本題は、現在来日中の戦略家、エドワード・ルトワックに関する話です。</p>
<p>彼が何をしていたのかについては詳しく書けないのですが、重要な点として、現在の日本や世界を取り巻く状況においてカギとなる概念について強調していたことをお伝えしたいと思います。それを踏まえ、今後の日本の課題について思索をめぐらしたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
ポスト・ヒロイックな時代とは？<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼戦いたくない社会<br />
▼戦い方が変わる？<br />
▼日本への示唆</p>
<p></b><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
本の紹介<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>ルトワックが来日した際のエピソードをここで語る予定でしたが、今回は良書の訳本を見つけてしまったので、その紹介を先に。</p>
<p>■ <a href="https://www.tokyodoshuppan.com/book/b10159042.html" target="_blank">フィリップス・ペイソン・オブライエン『歴史を変えた戦略家たち　上』</a><br />
■ <a href="https://www.tokyodoshuppan.com/book/b10159044.html" target="_blank">フィリップス・ペイソン・オブライエン『歴史を変えた戦略家たち　下』</a></p>
<p>著者はアメリカ出身ですが、スコットランドの大学で教鞭をとる<b>フィリップス・オブライエン</b>教授。専門は私と同じ戦略研究です。</p>
<p>本書は、第二次世界大戦の欧州戦線で活躍した５人のリーダーたちに焦点を当てつつ、彼らの思想や行動がいかにその国々の軍事行動や戦争のやり方に直結していたのかを説明することで、その「戦略」を明らかにしています。</p>
<p>つまり「戦略は人なり」ということなのですが、これはここ数十年間の軍事史のトレンドであった「社会」や「構造」を強調するのとは対照的で、実に画期的なものです。</p>
<p>たとえばルーズベルトは、戦前に「シーパワー論」で有名なアルフレッド・セイヤー・マハンの考えに触れていたおかげで海軍を増強しており、それによって太平洋での戦いに備えることができたとされます。個人のリーダーたちの考え方がいかに戦略的な行動に影響を与えていたのかを、豊富なエピソードとともに紹介しています。</p>
<p>日本について触れていないのが残念なのですが（むしろ日本の場合は個人というよりも組織的な構造からダメになっていたので当然とも考えられますが）、戦略がどのように形成される・されないのかを鮮やかに論じており、自信をもってオススメできる本です。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
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■ <a href="https://www.misorajuku.jp/posts/58491580/" target="_blank">『戦争論 レクラム版』</a>（解説担当）クラウゼヴィッツ著　芙蓉書房出版<br />
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		</item>
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		<title>習近平が口にした「トゥキュディデスの罠」</title>
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		<pubDate>Sat, 23 May 2026 03:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も国際政治は大きく動いていますが、やはり最も注目すべきは、米国によるイラン攻撃に端を発したホルムズ海峡の封鎖です。依然として進展が見られませんね。  ■ 米イラン、海峡と高濃縮ウランが焦点に　米長官、通航料徴収なら「… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=476">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も国際政治は大きく動いていますが、やはり最も注目すべきは、<b>米国によるイラン攻撃に端を発したホルムズ海峡の封鎖</b>です。依然として進展が見られませんね。</p>
<p>■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/5bcfe84485aefc2f32153d251bfee731f7bd58af" target="_blank">米イラン、海峡と高濃縮ウランが焦点に　米長官、通航料徴収なら「合意不可能」</a>（5/22 産経新聞）</p>
<p>この報道によれば、まだ米イラン間で交渉は続いており、イランが海峡で通航料の徴収をするという話が出てきていますが、実際の焦点は核物質（高濃縮ウラン）の扱いにあることがわかります。日本にとって最もクリティカルな「封鎖解除」は交渉の重要なポイントになっておらず、進展がみられないように見えます。</p>
<p>交渉が難航すれば、アメリカ側が限定的な空爆を行う可能性も取り沙汰されています。当面は封鎖が続くことがほぼ確定したと言ってよいでしょう。カーター政権時のイラン大使館人質事件（444日間続いた）のような膠着状態の様相を呈してきました。</p>
<p>一方、そのような中で、個人的に気になっているのは<b>ロシア・ウクライナ戦争</b>です。ウクライナが戦場でロシアに対して優勢になってきているというニュースが目につくようになっています。</p>
<p>たとえば直近では、以下のニュースがありました。</p>
<p>■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/e536c91883b95944152eb2f630a6f0c9a55fba25" target="_blank">ロシア司令部攻撃100人死傷か　ウクライナ南部の支配地域</a>（5/21 共同通信）</p>
<p>ウクライナ側の発表によれば、同軍がロシア支配下のウクライナ南部ヘルソン州ヘニチェスク近郊にあるロシア連邦保安局（FSB）司令部施設を攻撃し、ロシア側に約100人の死傷者が出たとのこと。</p>
<p>また、日本のゴールデンウィーク明けの５月９日に行われたモスクワの戦勝記念パレードでは、ウクライナによる上空からのドローン攻撃のリスクを恐れて、戦車などの軍用車両の行進が中止されました。会場ではネットが遮断されたり、防空システムの再配置などが行われ、ロシア側の警戒の高まりと弱体化している様子がうかがえました。</p>
<p>さらに、以下の記事などによれば、ウクライナは長距離ドローンを用いてロシア本土の深部（2,000km圏内）を定期的に攻撃し、多数の製油所、港湾施設、軍用飛行場などに被害を与えているとのこと。</p>
<p>■ <a href="https://www.sankei.com/article/20260518-OJ53NDM6ENLOLATNICJSH5ZTTA/" target="_blank">モスクワ郊外にウクライナが最大規模の攻撃　多数の無人機、応酬激化</a>（5/18 産経新聞）</p>
<p>この手のニュースを見るたびに感じるのは、アメリカの支援がなくともロシアとの戦いを有利に進めるようになったウクライナの粘り強さです。同時に、アメリカの支援を必要とせず戦果を挙げていくことは、世界政治におけるアメリカの影響力の低下を示しているのではないか、という感覚にも陥ります。</p>
<p>さて、今回の本題は、先週北京で行われた米中首脳会談で話題となった「<b>トゥキュディデスの罠</b>」です。本メルマガで以前から取りあげているこの重要な概念について、掘り下げて考えてみたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
習近平が口にした「トゥキュディデスの罠」<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼習近平の援用<br />
▼ワナが意味するもの<br />
▼戦争を避けるためには？<br />
▼アリソンの評価<br />
▼ワナへの反論</p>
<p></b><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>突然ですが、今週末から一週間ほど、私が何冊か翻訳をさせていただいている戦略家、<b>エドワード・ルトワック</b>が来日します。</p>
<p>といっても、今回は某A省での講義が中心となるので、日本のメディアで何かをしゃべるような機会はほとんどないと思います。しかし今回私は彼の講義などに参加することになるので、彼の最新の考え方や議論をここでご紹介できればと思います。</p>
<p>講義が終わったら、伊豆の温泉でゆっくりしてから帰るそうです。外国の政府に戦略アドバイスをしたあとに、その国の観光地をじっくりエンジョイする。まさに最高のライフスタイル、人生をとことん楽しんでいる様子が本当にうらやましいです。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
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■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166615025" target="_blank">『認知戦：悪意のSNS戦略』</a>イタイ・ヨナト著、文春新書<br />
■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">『「スター・ウォーズ」</a><a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a>カヴァナー編著、文藝春秋社（★最新刊★）</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>ライトセーバーは理想の兵器か</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=472</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=472#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 16 May 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=472</guid>
		<description><![CDATA[今週も国際情勢は大きく動いていますが、なんといっても注目すべきは、今後の世界の戦略問題に決定的な影響を及ぼす一大イベント、米中首脳会談ですね。  ■ 「建設的戦略安定関係」の新時代、習氏が米中首脳会談で称賛（5/14 C… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=472">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も国際情勢は大きく動いていますが、なんといっても注目すべきは、今後の世界の戦略問題に決定的な影響を及ぼす一大イベント、<b>米中首脳会談</b>ですね。</p>
<p>■ <a href="https://www.cnn.co.jp/world/35247533.html" target="_blank">「建設的戦略安定関係」の新時代、習氏が米中首脳会談で称賛</a>（5/14 CNN）</p>
<p>詳しい分析については、「<a href="https://odyssey.co.jp/blog/jd/">世界情勢ブリーフィング</a>」の石井さんや「<a href="https://odyssey.co.jp/blog/kminemura/">インテリジェンスサロン</a>」の峯村さんにお任せしますが、私から付け加えるとすれば、印象に残ったのは、アメリカ側としては、昨年の合意から続いている、貿易戦争の休戦の維持を最も重視しましたが、中国側は、台湾問題を率先して取り上げ、アメリカ側に強く迫ったことです。</p>
<p>このことを見ても、米中関係はゼロサム状態が続いていることがあらためて明確になったと感じます。やはり世界のナンバーワンとナンバーツーの権力（パワー）を持つ国同士の緊張関係は続くということです。</p>
<p>今年は習近平主席のワシントン訪問やAPECなどがありますので、おそらくあと三回の首脳会談が見込まれます。本メルマガ第16号（以下のリンク参照）でも指摘した、米中間のグランド・バーゲニング（grand bargaining）が行われるのか、引き続き注目です。</p>
<p>・「<a href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=128">トランプは台湾を北京に譲るか？</a>」（25/2/21）</p>
<p>その他に注目すべきは、プーチン大統領がウクライナとの戦争の終結を示唆するような発言をしたこと、そして、これと関連するかは定かではありませんが、米軍が欧州から兵力を減らすような動きを続けていることです。</p>
<p>■ <a href="https://www.bbc.com/japanese/articles/c8xwgn14k0po" target="_blank">プーチン氏、ウクライナ紛争は「終結に向かっている」　記者会見で考え示す</a>（5/11 BBC）<br />
■ <a href="https://www.armytimes.com/news/your-army/2026/05/13/us-army-abruptly-cancels-deployment-of-4000-soldiers-to-poland/" target="_blank">US Army abruptly cancels deployment of 4,000 soldiers to Poland</a>（5/14 ArmyTimes）</p>
<p>米陸軍が第１騎兵師団の第２機甲旅団戦闘団（約4000人）をポーランドに配備する予定をキャンセルしたとのこと。先ごろ発表されたドイツからの約5000人の撤退と合わせると、欧州に駐留する米軍の規模は、ロシアがウクライナへの侵攻を始めた以前のレベルに逆戻りすることになります。</p>
<p>キャンセルの理由は明らかにされていませんが、どうやらワシントンDCへの州兵の配備や、メキシコとの国境付近への展開に人員が割かれ、予算が足りないということのようです。</p>
<p>欧州正面で情勢が安定してくるのは喜ばしいことです。しかしそうなると、ホルムズ海峡が封鎖されたままという異常な状態が浮き彫りになってきます。日本ではどうしても日本企業が絡む報道が中心になりがちですが・・・</p>
<p>■ <a href="https://www.jiji.com/jc/article?k=2026051400306&amp;g=eco" target="_blank">ＥＮＥＯＳ原油タンカー、ホルムズ通過　出光に続き２隻目、通航料払わず</a>（5/14 JIJI.com）</p>
<p>問題の本質は、世界経済にどこまで影響が及ぶかにあります。その意味では、もっと視野の広い報道や分析に注目したいものです。当然ながら、日本経済は世界経済の動向と密接にリンクしていますので。</p>
<p>さて、今回は話題を少し変えて、高市政権は安保三文書の改定に取り組んでいますが、それに関連する話として装備品を取り上げたいと思います。</p>
<p>といっても具体的な装備ではなく、そのドクトリン、思想や方針に着目します。５月14日に発売となりました、拙共訳の『<b>「スター・ウォーズ」に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲</b>』に絡むものです。</p>
<p>■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">カヴァナー編著『「スター・ウォーズ」に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a></p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
ライトセーバーは理想の兵器か<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼なぜ反乱軍は勝てるのか？<br />
▼最先端で高価だと使えない？<br />
▼マッドマックスとライトセーバー</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>ということで、スター・ウォーズ本がいよいよ５月14日に発売されました。</p>
<p>私はこれまでおよそ40タイトル近くの本（といっても大部分は訳本ですが）を出版してきましたが、毎回感じるのは、実際に本が出た時点で、その本はすでに手を離れて遠くに行って独り立ちしてしまっている、という感覚です。</p>
<p>たとえば今回の本も、最後の追い込みの修正作業などを行っていたのは３月の末でして、それからすでに二か月が経っています。手元に届くと「あ、これ出たのか」という、どこか他人事のような気持ちになります。</p>
<p>映画に出演する俳優たちにも似たような感覚があると聞きます。映画公開の舞台挨拶の際に「１年ぶりに撮影したときのメンバーに会えて光栄」みたいなことをいいますが、たしかに撮影そのものは公開される一年前に終わっていて、残りは編集作業などに時間が費やされているわけです。</p>
<p>書籍も同じようなタイムラグがあるので、発売された時は著者・訳者の手から遠く離れた子供のような存在となっています。いまだこの感覚にどうも慣れることができません。</p>
<p>あらためて、こちらが本書です。書店で見かけましたら、ぜひお手に取ってみていただけますと幸いです。</p>
<p>■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">カヴァナー編著『「スター・ウォーズ」に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a></p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>■<a href="https://amzn.asia/d/jcaIE8E" target="_blank">『世界最強の地政学』</a>文春新書<br />
■<a href="https://amzn.asia/d/5BfMBsH" target="_blank">『新しい戦争の時代の戦略的思考』</a>飛鳥新社<br />
■<a href="https://amzn.asia/d/hEz3IA1" target="_blank">『サクッとわかる ビジネス教養 新地政学』</a>新星出版社、改訂版（★再び増刷決定！★）<br />
■<a href="https://amzn.asia/d/9Fer2bP" target="_blank">『やさしくわかるエネルギー地政学』</a>小野崎 正樹、技術評論社<br />
■ <a href="https://www.misorajuku.jp/posts/58491580/" target="_blank">『戦争論 レクラム版』</a>（解説担当）クラウゼヴィッツ著　芙蓉書房出版<br />
■ <a href="https://www.chuko.co.jp/bunko/2017/12/206503.html" target="_blank">『なぜリーダーはウソをつくのか』</a>ミアシャイマー著、中央公論新社（★第二刷決定★）<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/grKAQur" target="_blank">『クラウゼヴィッツ: 『戦争論』の思想』</a>マイケル・ハワード著、勁草書房（★増刷決定★）<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/4gbiIY3" target="_blank">『地政学：地理と戦略』</a>コリン・グレイ＆ジェフリー・スローン編著、五月書房新社<br />
■ 『<a href="https://amzn.asia/d/7QM8R24" target="_blank">戦争の未来』</a>ローレンス・フリードマン著、中央公論新社<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/hzdHJWs" target="_blank">『インド太平洋戦略の地政学』</a>ローリー・メドカーフ著、芙蓉書房出版<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/fhAStSy" target="_blank">『戦争はなくせるか』</a>クリストファー・コーカー著、勁草書房<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/1fygB4U" target="_blank">『デンジャー・ゾーン』</a>マイケル・ベックリー＆ハル・ブランズ著、飛鳥新社<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/fwG4A4Z" target="_blank">『スパイと嘘』</a>アレックス・ジョスキ著、飛鳥新社<br />
■ <a href="https://amzn.asia/d/ieyWx5h" target="_blank">『アジア・ファースト』</a>エルブリッジ・コルビー著、文春新書<br />
■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166615025" target="_blank">『認知戦：悪意のSNS戦略』</a>イタイ・ヨナト著、文春新書<br />
■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">『『スター・ウォーズ』に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a>カヴァナー編著、文藝春秋社（★最新刊★）<br />
</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>トランプがはまる「ワナ」</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=467</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=467#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 09 May 2026 23:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も国際政治は大きく動いています。やや気になったのは「ハンタウイルス」が、アフリカ沖のクルーズ船で蔓延して問題になっていることでしょうか。  ただ、戦略面で見れば、やはり注目すべきはイラン情勢です。アメリカとイランは戦… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=467">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も国際政治は大きく動いています。やや気になったのは「<b>ハンタウイルス</b>」が、アフリカ沖のクルーズ船で蔓延して問題になっていることでしょうか。</p>
<p>ただ、戦略面で見れば、やはり注目すべきは<b>イラン情勢</b>です。アメリカとイランは戦争終結に向けて合意間近と報じられる一方、すでに停戦合意が破られる形で、米軍とイラン革命防衛隊が小規模な戦闘を行っているとのニュースも出てきました。</p>
<p>■ <a href="https://www.cnn.co.jp/usa/35247179.html" target="_blank">米イラン、戦争終結に向けた覚書で合意に近づく　情報筋</a>（5/7 CNN）<br />
■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/a795f362e63deb01dd39ec72c012150191b72a25" target="_blank">米軍、イランに報復攻撃　ホルムズ海峡通過中の攻撃への対応</a>（5/8 ロイター）</p>
<p>本稿執筆時点では、アメリカがイラン側に提示した「１ページの見出し」のみの合意案に対する返答を待っている状態です。戦争の終結を急ぐトランプ政権の姿勢を示唆していますが、核開発やホルムズ海峡の問題といった根本的な争点は解決されておらず、その実効性に疑問が呈されています。</p>
<p>さらに、アメリカによる「プロジェクト・フリーダム」作戦は、事前の根回し不足からサウジアラビアなどの同盟国を激怒させ、空軍基地へのアクセスが拒否される事態を招くなど、外交上の大きな問題も指摘されています。このあたりは、なんともトランプらしいというか・・・。</p>
<p>イランの指導部は弱体化しておらず、むしろ革命防衛隊が実権を握り、軍事独裁に近い形で支配を強めているようです。戦争開始からの数週間で20人以上の処刑が行われており、緊張が緩和する兆しは見られません。 </p>
<p>■ <a href="https://www.theguardian.com/world/2026/may/07/iran-conducting-near-daily-prisoner-executions-in-secrecy-say-rights-groups" target="_blank">Iran conducting near-daily prisoner executions in secrecy, say rights groups</a>（5/7 The Guardian）</p>
<p>イスラエルがベイルートを空爆するなど、中東地域の情勢も依然として不安定なままです。どうやら今回の紛争を通じてイランは勢力を維持・拡大しているようでもあり、その地域にもたらす脅威は依然として高いままです。</p>
<p>なぜこのような状態が続いているのでしょうか？今回は、最近注目されているロバート・ペイプという学者の考え方を紹介しつつ、イラン事案の本質について考えてみたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
トランプがはまる「ワナ」<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼ペイプの視点<br />
▼３つのステージ<br />
▼どうすればいいのか？<br />
▼エスカレーションも選択肢？</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>増刷のお知らせです。シカゴ大学の<b>ジョン・ミアシャイマー</b>といえば、拙訳『大国政治の悲劇』でも知られる国際政治理論の大家ですが、私が翻訳したもう一冊の『<b>なぜリーダーはウソをつくのか</b>』という本の文庫本が、この度、なんと増刷されました。</p>
<p>■ <a href="https://www.chuko.co.jp/bunko/2017/12/206503.html" target="_blank">ジョン・J・ミアシャイマー『なぜリーダーはウソをつくのか』</a></p>
<p>発売から９年後に刷り増しということですが、個人的にもあまり聞いたことがなく、驚いています。</p>
<p>この本でのミアシャイマーが主張しているのは「国家のリーダーは対外的にはあまりウソついていない」という意外性のあるものです。では、なぜそう言えるのか。</p>
<p>ミアシャイマーはまず、国際政治的につかれる「ウソ」を何種類かに分類し、そこからなぜリーダー同士はあまりウソをつかないのかを、歴史的な事例を交えながら解き明かしていきます。</p>
<p>本人にも聞いたことがありますが、このテーマで講演ですると、聴衆から実に熱い（！）反応があるそうで、ポイントをまとめたのがこの本だとか。</p>
<p>最近のミアシャイマーはネット番組の出演などでかなり忙しくしているようですが、今年の夏には東アジアの国際政治に関する本を出すと聞いています。こちらも非常に楽しみです。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
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■ 『<a href="https://amzn.asia/d/7QM8R24" target="_blank">戦争の未来』</a>ローレンス・フリードマン著、中央公論新社<br />
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■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166615025" target="_blank">『認知戦：悪意のSNS戦略』</a>イタイ・ヨナト著、文春新書<br />
■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">『『スター・ウォーズ』に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a>カヴァナー編著、文藝春秋社（５月14日発売★最新刊★）<br />
</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>日本の大戦略は？</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=462</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=462#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 04 May 2026 04:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も国際政治が色々と動いていますが、日本にとって最も重要なのは、やはりイラン情勢ですね。  依然としてホルムズ海峡は開かれないまま、とりわけ影響を受けやすいアジア各国は、それぞれ対応を迫られています。そうした中、日本も… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=462">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も国際政治が色々と動いていますが、日本にとって最も重要なのは、やはり<b>イラン情勢</b>ですね。</p>
<p>依然としてホルムズ海峡は開かれないまま、とりわけ影響を受けやすいアジア各国は、それぞれ対応を迫られています。そうした中、日本もついにロシア極東のサハリン２から原油を調達したことがニュースとなりました。</p>
<p>■ <a href="https://mainichi.jp/articles/20260502/k00/00m/030/083000c" target="_blank">ロシア産原油を調達へ　ホルムズ海峡封鎖後初めて</a>（5/2 毎日新聞）</p>
<p>この日本側のウクライナに対する「裏切り」とも言える、ロシアを利する行為ですが、倫理・道徳的な面から国論を二分するような議論になるかどうかといえば、微妙なところです。</p>
<p>むしろ、「エネルギーを調達できてよかったね」という雰囲気の中で、ロシアに甘めな日本のメディアは、特に問題視せずにスルーしそうな気がします。本来ならば、ここで「何が国益なのか」という骨太な議論を、国民レベルでするべきと思いますが。</p>
<p>一方で、戦略関連の動きとしては、アメリカが欧州のドイツから米軍を5000人規模で撤退させるというニュースもありました。</p>
<p>■ <a href="https://www.militarytimes.com/news/pentagon-congress/2026/05/01/us-withdrawing-5000-troops-from-germany-us-officials-say" target="_blank">US withdrawing 5,000 troops from Germany, US officials say</a>（5/2 Military Times）</p>
<p>ところが詳細を見てみると、これは「政治的なインパクトが大きいだけ」の事案に思えます。実際の軍事力のレベルでみると、今回の削減によって欧州に駐留する米軍の規模は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻を受けて増強したレベルに戻るだけだからです。</p>
<p>ただし気になるのは、ロシアの奥地を狙える数百人規模の中距離ミサイルシステム大隊（battalion）の配備がなくなったこと。これは米軍の抑止力が下がることになり、結果的にプーチンにとってはありがたいオファーとなります。</p>
<p>もちろん、アメリカが欧州最大の足がかりである在ドイツ米軍基地から撤退するわけではなく、相変わらずラムシュタイン空軍基地などの施設は引き続き使用されます。今後の焦点は、仮に北大西洋条約機構（NATO）が消滅した場合でも、米軍が欧州における拠点としてのインフラを引き続き使用できるのかという点に移っていくでしょう。</p>
<p>いくらトランプ大統領が「欧州は勝手にしろ」と言ったところで、米軍は自分たちの持っている「アクセスの自由」をそう簡単に手放すとは思えません。そうした観点から見ると、ペルシャ湾岸にあるほとんどの米軍基地が攻撃によってダメージを受け、しかもホルムズ海峡で民間の船の「航行の自由」が拒否されてしまっているという事態は、米国と米軍の威信にとっては相当な痛手となっています。</p>
<p>ここから見えてくるのは、今回のイランの一件によって、アメリカの大国としての「パワー」そのもの（人口規模＋経済力＋軍事力）は衰えていないものの、代わりに戦力投射能力（power projection capability）を落としているように見える点です。</p>
<p>そこで今回は、このような深刻な問題をあらためて意識させた、英エコノミスト誌の記事を紹介しつつ、「<b>こんなアメリカの同盟国である日本はどうすべきか？</b>」というテーマについて考えてみようと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
日本の大戦略は？<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼イギリスの戦略見直し<br />
▼３つの大戦略<br />
▼ヘッジングの有効性</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>風邪でノドをやられて声が出なくなりました。ここまで声が出なくなるのは10年ぶりくらい。龍角散をはじめ、あらゆるノドに良いものを試してみたのですが、ハスキーなセクシーボイスは全く改善せず。</p>
<p>声が出なくなってから２日目に都内某所の大講堂で講義を行ったのですが、マイクをつかって元プロレスラーの天龍源一郎みたいなガラガラ声で、なんとか乗りきりました。</p>
<p>そういえばお世話になっているニッポン放送のアナウンサーの方々に聞いたのですが、会社近くの有楽町の地下のクリニックには、本当に声が出なくなった時に「超緊急用の注射」を打ってくれるところがあると聞きました。その注射を打つと、本当に奇跡的に声が出るようになるとか。</p>
<p>自分がそこに行きたいとは思いませんが、「声が命」のアナウンサーであれば、確かに頼りたいと思う気持ちはよくわかります。声が出ないというのは、本当につらいものだと、私も身をもって感じました。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
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■<a href="https://amzn.asia/d/4gbiIY3" target="_blank">『地政学：地理と戦略』</a>コリン・グレイ＆ジェフリー・スローン編著、五月書房新社<br />
■<a href="https://amzn.asia/d/7QM8R24" target="_blank">『戦争の未来』</a>ローレンス・フリードマン著、中央公論新社<br />
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■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">『『スター・ウォーズ』に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲』</a>カヴァナー編著、文春（５月14日発売★最新刊★）<br />

</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>バックナンバー（2026年4月）</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=459</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=459#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 30 Apr 2026 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[バックナンバー]]></category>

		<guid isPermaLink="false">https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=459</guid>
		<description><![CDATA[4月のバックナンバーです。  最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。  4/4　第70号 テクノロジーと戦略 　▼テクノロジーと優越感 　▼テクノロジーと戦略 　▼テクノロジーを飼い… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=459">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>4月のバックナンバーです。</p>
<p>最近ご登録された方や、過去の記事にご興味を持たれた方は、ぜひお読みください。</p>
<p style="padding:10px;background-color: #f5f5f5"><b>4/4　第70号 テクノロジーと戦略</b><br />
　▼テクノロジーと優越感<br />
　▼テクノロジーと戦略<br />
　▼テクノロジーを飼いならす？<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>4/11　第71号 トランプは勝ったのか</b><br />
　▼アメリカは勝ったのか？<br />
　▼イランが勝った？<br />
　▼世界を変える戦争<br />
　▼日本への波及<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>4/18　第72号 シーパワーの時代の終わり？</b><br />
　▼ランドパワーが変わる？<br />
　▼中国の海上ネットワーク<br />
　▼ホルムズ海峡の封鎖<br />
　▼「アメリカのシーパワー時代」の終わり？<br />
　▼今後のシナリオは？<br />
　▼近況報告<br />
<br />
<b>4/25　第73号 戦術と戦略は違う</b><br />
　▼「トゥキュディデスのワナ」の真実？<br />
　▼抑止を破るもの<br />
　▼戦略と戦術を分ける<br />
　▼近況報告</p>
<p>各記事の概要は、ブログの該当日に掲載しています。</p>
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<p><a href="https://guccipost.co.jp/blog/mokuyama/?cat=5">過去のバックナンバーはこちらをご覧ください。</a></p></div>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?feed=rss2&#038;p=459</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>戦術と戦略は違う</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=453</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=453#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 25 Apr 2026 11:30:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も色々と国際政治が動いていますが、日本にとって最も重要なのは、やはりイラン情勢ですね。  毎日ニュースを見ている方であればご存知のとおり、ホルムズ海峡はいまだ開いていません。二回目となる停戦交渉も試みられたようですが… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=453">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も色々と国際政治が動いていますが、日本にとって最も重要なのは、やはり<b>イラン情勢</b>ですね。</p>
<p>毎日ニュースを見ている方であればご存知のとおり、ホルムズ海峡はいまだ開いていません。二回目となる停戦交渉も試みられたようですが、結果をみればイラン側は仲介国のパキスタンに来ることなく、米側の特使を任されたバンス副大統領も飛行機に乗ることはありませんでした。</p>
<p>■ <a href="https://news.yahoo.co.jp/articles/17f46559fa1030168b488946387c2ea549fe852a" target="_blank">アメリカ　バンス副大統領のパキスタン行きは中止　ホワイトハウス当局者</a>（TBS NEWS DIG 4/22）</p>
<p>停戦状態が続いていることはわずかな希望といえます。しかしその一方、アメリカは「次の一手」として、イランへの攻撃を再開することも当然のように視野に入れているとも報じられています。</p>
<p>■ <a href="https://www.cnn.co.jp/usa/35246866.html" target="_blank">米軍、ホルムズ海峡を集中的に狙う計画を策定中　イランとの停戦崩壊に備え</a>（4/24 CNN）</p>
<p>この報道によれば、新たなイラン攻撃計画の存在が明るみになりました。今度は「戦略的水路の周辺へのより集中的な爆撃」が狙われているとされ、事態がますますエスカレートしているように見えます。</p>
<p>そのような中で私が特に気になっているのは、ここ数ヶ月で三回目のスクープとなる、ウォールストリート・ジャーナル紙の以下の報道です。</p>
<p>■ <a href="https://www.wsj.com/politics/national-security/trump-public-bravado-private-fear-59814dca" target="_blank">Behind Trump’s Public Bravado on the War, He Grapples With His Own Fears</a>（4/18 WSJ）</p>
<p>この記事では、米軍の顧問たちが、イランで撃墜された米空軍兵士を救出するという、リスクの高い作戦の指揮がとられていた部屋から、<b>トランプ大統領が意図的に排除されていた</b>、という衝撃的なエピソードが紹介されています。予測不能な行動が作戦を危険にさらすことが懸念されたことが理由とのこと。</p>
<p>イランが４月の初めに米軍のF-15戦闘攻撃機を撃墜したことは記憶に新しいところですが、この知らせを受けた後、大統領は精神的に極めて不安定な状態になり、ホワイトハウスの執務室でスタッフたちを何時間にもわたって怒鳴りつけ、1979年のイラン大使館人質救出作戦に失敗して再選のチャンスを失ったジミー・カーターと同じ状況になってしまうことを心配していたといいます。</p>
<p>そこで関係者は、大統領の救出作戦へのアクセスを制限する決定を下し、リアルタイムの指揮権を与える代わりに、「重要な瞬間」にのみブリーフィングを行ったようです。</p>
<p>結果的に作戦は成功したわけですが、その知らせを受けたわずか数時間後にトランプ大統領は目を覚まし、自身のSNSで下品な言葉を交えた脅迫を投稿しつつ、イランに「地獄のような生活」を強いると警告したことが記されています。</p>
<p>すでにみなさんもお気づきかもしれませんが、トランプ大統領はイランで不必要な戦争（これこそまさに「いらん戦争」！）を始めてしまった挙句、それが上手く行かないため、かなり焦っている様子だということです。</p>
<p>これが中小国の大統領であれば国際的にも大した影響は出ませんが、世界ナンバーワンの国の大統領が部下に決定権を制限されているような状態なのは・・・・実に困ったことです。</p>
<p>さて、そのような状況を踏まえつつ、我々が忘れてはならないのは、やはり<b>東アジアにおける米中対立の行方</b>です。今回は最新の興味深い論文を参照しつつ、戦略論からこのテーマをどのように考えることができるかについて、考察をお伝えしたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
戦術と戦略は違う<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼「トゥキュディデスのワナ」の真実？<br />
▼抑止を破るもの<br />
▼戦略と戦術を分ける</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>先日、あるところで陸上自衛隊の幹部と飲む機会がありました。彼らは「レンジャー」という、3ヶ月間にわたる強烈な訓練の課程を経て習得する陸自独特の資格（8％しかいない）を持っていたのですが、その肉体の限界まで追い込む経験は壮絶で、戦慄をおぼえたほどでした。</p>
<p>ただ、彼らの話の中で最も印象的だったのは、極限状態になって会得した心の持ち方でした。あと何時間・あとこの仕事をしたら終わる、と思うと精神的に持たないので、逆に「この訓練は永遠に続くのだ」という諦めの境地に入ることで、なんとかやり過ごせたというのです。</p>
<p>私も含めて、一般の日本人はここまで自分を極限状態に追い込むことはないでしょう。それでも困難になった時の心の持ち方として、一つの大きな参考にはなったような気がしました。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
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</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>シーパワーの時代の終わり？</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=449</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=449#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 18 Apr 2026 11:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も色々と国際政治が動いていますが、日本にとって最も重要度が高いのは、やはりイラン情勢ですね。  とりわけ注目されるのは、ホルムズ海峡がいまだ開いていない中、しびれを切らしたトランプ政権が対抗措置（カウンターメジャー）… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=449">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も色々と国際政治が動いていますが、日本にとって最も重要度が高いのは、やはり<b>イラン情勢</b>ですね。</p>
<p>とりわけ注目されるのは、ホルムズ海峡がいまだ開いていない中、<b>しびれを切らしたトランプ政権が対抗措置（カウンターメジャー）として、同海峡の「逆封鎖」に踏み切ったこと</b>です。</p>
<p>■ <a href="https://www.bbc.com/news/articles/c5yv6xr6me3o" target="_blank">Why and how is US blockading Iranian ports in Strait of Hormuz?</a>（4/14 BBC）</p>
<p>上記記事は、アメリカとしては、海峡全体を閉じるのではなく、イランの港に出入りする船舶を止めることを追求しており、 イランに対するホルムズ海峡の（逆）封鎖を開始したのは、そのための措置として機能させようとしているものと説明しています。</p>
<p>その狙いはもちろん、石油の輸出と物流を遮断してイラン経済に圧力をかけ、交渉で譲歩を迫るという点にあります。しかし、その実施には艦艇、航空機、監視、そして臨検体制などが必要になってきます。イランもやられっぱなしではないので、機雷や小型艇、ミサイルによる反撃リスクも大きいとされています。</p>
<p>そもそも「封鎖」（blockade）とは、軍事行動であると同時に、「経済制裁」と「外交強制」を組み合わせた戦略です。このため、原油価格や世界海運を混乱させ、かえって紛争を拡大させる危険も伴うと指摘されています。</p>
<p>封鎖によってイランから出てくる原油を締め上げれば、世界に出回る石油の絶対量が減少するので、世界市場で原油価格のさらなる上昇につながるという意見もありますね。常識的に考えてもそうなりそうです。</p>
<p>このように目下の情勢では、ホルムズ海峡をめぐって米国とイランが激しい鍔迫り合いを繰り広げていますが、今回は視野を広げ、<b>アメリカのホルムズ海峡でのつまずきがそもそも何を意味するのか</b>という、より大きな問題を考えてみたいと思います。</p>
<p>一方、ホルムズ海峡以外でも、戦略の世界では様々なニュースが出ています。そこでまず、戦略論において注目すべきニュースを２点取り上げ、そのあと、本題であるホルムズ海峡とシーパワーの話に移りたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
シーパワーの時代の終わり？<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼ランドパワーが変わる？<br />
▼中国の海上ネットワーク<br />
▼ホルムズ海峡の封鎖<br />
▼「アメリカのシーパワー時代」の終わり？<br />
▼今後のシナリオは？</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>ニッポン放送の朝番組「<a href="https://www.1242.com/cozy/" target="_blank">飯田浩司のOK! Cozy up!</a>」には、近年、ほぼ毎月のように出演させていただいていますが、４月14日（火）に出演した時に聞いた話が印象的でした。</p>
<p>この時のもう一人のゲストは、合同会社「エネルギー経済社会研究所」の<a href="https://www.eesi.co.jp/" target="_blank">松尾豪</a>さんというエネルギー専門のコンサルタントの方でした。最近は広くメディアにも呼ばれている方です。</p>
<p>日本のホルムズ海峡事案の影響がどのようになるのか、番組の中でも解説してもらったのですが、どうやらこれまで日本に入ってきていた原油の量の６割くらいは日本政府は確保できているようだ、とのことでした。</p>
<p>ただ、それでも４割は足りませんし、かき集めてきた６割も中東以外のものなので、石油の質が違うために中東向けに最適化されてしまっている日本の精油施設などは、あらたに設備を改修したりしなくてはなりません。</p>
<p>ということで、結論としてはゴールデンウィーク前後から日本国内も「省エネモード」に入らなければならないのでは、ということでした。</p>
<p>みなさん、パニックにならずに粛々と備えましょう。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
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</p></div>
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		</item>
		<item>
		<title>トランプは勝ったのか</title>
		<link>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=444</link>
		<comments>https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=444#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 11 Apr 2026 06:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>副編集長　磯部徳教</dc:creator>
				<category><![CDATA[戦略論]]></category>

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		<description><![CDATA[今週も国際政治は様々に動いていますが、日本にとって最も重要性が高いのは、やはりイラン情勢でしょう。  その中でも特に注目すべきは、またしてもニューヨーク・タイムズ紙が報じたスクープ記事です。今回は、ホワイトハウス担当の優… ... <a class="more" href="https://odyssey.co.jp/blog/mokuyama/?p=444">続きを読む</a>]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="section1"><p>今週も国際政治は様々に動いていますが、日本にとって最も重要性が高いのは、やはり<b>イラン情勢</b>でしょう。</p>
<p>その中でも特に注目すべきは、またしても<b>ニューヨーク・タイムズ紙が報じたスクープ記事</b>です。今回は、ホワイトハウス担当の優秀な二人の記者が、トランプ大統領がいかにして戦争に突入したのかを詳細に書いています。</p>
<p>■ <a href="https://www.nytimes.com/2026/04/07/us/politics/trump-iran-war.html" target="_blank">How Trump Took the U.S. to War With Iran</a>（4/7 The New York Times）</p>
<p>この記事によれば、今回の「壮絶な怒り」作戦の開始の発端となったのは、2026年2月11日にホワイトハウスで行われた、イスラエルのネタニヤフ首相による極秘説明だったとのことです。</p>
<p>ネタニヤフ首相は、イランの最高指導者の排除、軍事力の破壊、国内の民衆蜂起、そして体制転換（レジーム・チェンジ）まで視野に入れた４つの構想を提示し、トランプ大統領はその大胆なプランに強く惹きつけられたといいます。そしてネタニヤフは「イランの脅威を放置するコストは、攻撃に伴うリスクより大きい」と強く主張したようです。</p>
<p>ところが翌日の米側の分析では、イラン指導部の排除や軍事能力の大幅な破壊は可能であっても、民衆蜂起や親欧米政権の樹立といった「体制転換」シナリオは「非現実的だ」と判断されたとのこと。では攻撃はどうするのか。</p>
<p>政権内部でも意見は割れており、たとえばヘグセス国防長官は開戦に前向きだったのに対して、ヴァンス副大統領は最も強い慎重論を唱えたといいます。ヴァンスは、戦争が中東の混乱を拡大させ、米軍の弾薬備蓄を減耗させ、ホルムズ海峡封鎖によって石油価格高騰を招き、さらに「新たな戦争をしない」と期待した支持層（MAGA派）を裏切ることになると警告しました。ケイン統合参謀本部議長は、弾薬不足や海峡封鎖の危険性を示したものの、最終的な是非判断は大統領の判断に委ねました。</p>
<p>それでもトランプは、ネタニヤフの主張と自らの直感を重ね合わせ、短期かつ決定的な勝利が可能だと考えたようです。体制転換そのものには懐疑が残ったものの、イランの核保有阻止とミサイル能力の破壊は達成可能な目標と整理され、最終会議でトランプは「やる必要がある」と決断したとのことです。</p>
<p>本記事は、実に臨場感のある素晴らしい筆致で書かれており、まるで目の前で政権内部のやり取りが行われているような感覚で読むことができます。しかし、開戦に至るまでの経緯をこうして詳細に見ても、結論としては、トランプ大統領が最終的に自分の直感に頼る形で決めた、と言えそうですね。</p>
<p>さて、その後、アメリカとイランの間で停戦合意が成立し（これも不確かな部分がありますが）、直接交渉が始められることになりました。そこで今回は、この停戦をめぐる動きについて、<b>アメリカが勝ったといえるのか、あるいはもっと別の観点から見るべきなのか</b>、考察を述べたいと思います。</p>
<p>※ここからは<b><a href="https://odyssey.co.jp/shop/">メルマガ</a></b>での解説になります。目次は以下の通りです。<br />
<b>
<p style="background-color: rgb(221, 235, 247); padding: 10px;">＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
トランプは勝ったのか<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
<span><br /></span>▼アメリカは勝ったのか？<br />
▼イランが勝った？<br />
▼世界を変える戦争<br />
▼日本への波及</p>
<p>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
近況報告<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
<p>すでに何度かお知らせしてきましたが、昨年いっぱい取り組んでいた、映画「スターウォーズ」を題材にして「戦略」を学ぶ本の日本語版がとうとう完成し、５月14日に発売されることになりました。</p>
<p>■ <a href="https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163921075" target="_blank">『カヴァナー編著『スター・ウォーズ』に学ぶ現代の戦争 戦略の逆襲戦略』</a></p>
<p>この手の「スターウォーズ解説本」というのは枚挙にいとまがないわけですが、この本がそのような類書と決定的に違うのは、実際の戦争を経験した英語圏の軍人や専門家たちが、「戦略」という概念をキーワードとして、スターウォーズの戦争を縦横無尽に分析している点です。</p>
<p>編著者の一人はなんと私のイギリスの大学院の後輩にあたる人物なのですが、現役の米陸軍の軍人だったときに、「戦略」を学生たちに学ばせるための教本をつくろうと思ったことがきっかけだとか。</p>
<p>読んでみると、たしかに面白い。</p>
<p>たとえば、ジェダイから考える「政軍関係」や、帝国軍の「兵器調達」のまずさ、帝国艦隊の編成の間違い、そして帝国軍の兵士であるクローンのストームトルーパーたちの兵役後の社会保障についての疑問など、その視点が妙にリアルで納得するものばかり。</p>
<p>個人的に最も興味深かったのは「知恵者」として描かれる緑の宇宙人「ヨーダ」が、実は指導者や指揮官としては無能であったという指摘や、シンプルな兵器の方が強いこと、さらにはジェダイの精神修養のようなことは世界中の軍隊でも行われていることなどです。戦争を通じた文化や制度などを考える上でも参考になる論文ばかりです。</p>
<p>ということで、本メルマガの「戦略論から世界を見る」という主旨にも合致する面白い本です。予約も開始しました。ぜひよろしくお願いします。</p>
<p><b>＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊<br />
好評発売中の書籍<br />
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊</b></p>
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</p></div>
]]></content:encoded>
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