ODYSSEY Geopolitics & Business

2026/01/08 00:00  | 中南米 |  コメント(0)

トランプ政権のベネズエラ攻撃


トランプ氏、ヴェネズエラの大統領夫妻を拘束し国外移送と発表 米軍が首都を空爆(1月3日付BBC)

トランプ政権がベネズエラに軍事攻撃を行い、マドゥロ大統領夫妻を拘束しました。

トランプ大統領はマール・アラーゴで記者会見を開き、マドゥロ政権による麻薬密輸は米国民に危害を加えてきたとして、これから司法の裁きを受けると述べました。

そしてベネズエラの石油事業は「失敗」しているため、米国の石油企業がインフラを修復し、同国を豊かにすると発言。ベネズエラで適切な政権移行が実現するまで、「我々が国を運営する(run)」とも表明しました。

また、デルシー・ロドリゲス副大統領とはすでに話をしており、今後は彼女が指導者になると発言。野党指導者のマリア・コリナ・マチャドが指導者になるのは「非常に難しい」とも述べました。

マドゥロはNYに移送され、麻薬テロ共謀、コカイン輸入共謀、機関銃および破壊装置の所持、所持の共謀の4つの罪で起訴されました。そしてNY連邦地裁に出廷しました。

一方ベネズエラでは、最高裁がロドリゲス副大統領が暫定大統領となるべきとの判断を示し、ロドリゲスは宣誓就任しました。ロドリゲスとパドリノ国防相は当初、マドゥロは米国に「誘拐」されたのであり、今なお大統領であると主張しました。

しかしすぐにロドリゲスは「共通の発展に向けて共に取り組むよう米政府に呼び掛ける」とSNSに投稿。「米国とベネズエラが均衡の取れた敬意ある関係に向けて進むことが最優先だ」と述べ、トランプ政権と協力する意向を示しました。

トランプ政権がベネズエラを攻撃することは、本メルマガは昨年12月の時点で予想しており(以下の記事参照)、おそらくマドゥロは拘束されるとも述べていました。その予想に沿った展開です。

「トランプ政権のベネズエラへの軍事圧力」(25/12/22)

上記記事では、攻撃の背景に加え、マドゥロ排除後の展望も含めてポイントを解説していました。今回は、実際に攻撃が起こったことで、最新の情報を踏まえ、あらためて詳しく解説します。

※ここから先はメルマガをご覧下さい。目次は以下のとおりです。

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トランプ政権のベネズエラ攻撃
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●攻撃の背景
●攻撃の意義
●ベネズエラの今後
●ドンロー主義の今後
●ロシアと中国

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