2026/03/23 06:30 | メルマガ | コメント(0)
第350号 中東情勢を受けた中銀ウィーク
●プロローグ
豪州中銀は4.10%で3.85%から利上げしたが、カナダは0.25%、米国3.50-3.75%、日本0.75%、スイス0.00%、英国3.75%、欧州2.15%と多くの主要国の中銀は政策金利の据え置きを決定した。
今週は、中銀の動きとしては日米の動きを取り上げつつ、経済統計に多大なインパクトを与えるであろうイラン情勢(続報)についても取り上げます。では、さっそく参りましょう。
●先週のマーケット
●今週の米経済統計(予想)
●先週の米経済統計(結果)
●経済統計分析
1. 住宅関連指標
・建築業者のセンチメント
・新築住宅販売件数 1月
2. PPI 2月
3. 新規失業保険申請件数
4. 3月FOMC
・総論
●注目テーマ
〇二転三転するトランプ発言
●あとがき
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あとがき
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ということで先週は、中東情勢による混乱が続く中での中銀ウィークとなり、FOMC、BOJ、ECB、BOEが行われた。FOMCは今後どうなるかはまだ分からない中で中東情勢の影響を判断するには時期尚早と言っている。BOJは原油高騰の影響に留意か必要として利上げに対する含みを残した。物価の安定だけを政策目標とするECBは2回の利上げが必要になると言っている。そして、BOEに至っては利下げしたいが利上げが必要になるかもしれないと考えており、混乱しているように見える。
これらの中銀イベントを見ていえるのは、中東情勢の影響が見えていない中で政策判断するのは極めて困難。戦争が早期に終息すればサプライチェーンの混乱で終わるが、継続していくのであればそれなりにインフレ見通しに織り込んでいかなければならず、戦争如何で中長期の見通しが変わることになる。中銀が大事にしているのはデータの連続性であり、戦争も1カ月程度でおさまるものであればその影響はノイズとして扱えるものの、数カ月続くとなればインフレ見通しに反映させなければならない。現段階ではどの中銀も情報収集の最中といえるだろう。
そうでなくとも、戦争とは関係ないこれまでの関税の影響を受けた経済状況もあるので、今までのスタンスは維持した上で、中東情勢の先行きを見てみようというのが中銀の共通したスタンスといえるのだろう。そして、非常に厄介な状況を引き起こしている張本人はトランプ大統領であるのは言うまでもない。
そんなトランプ大統領と首脳会談で友好ムードを見せつけた高市首相。解散総選挙以降、国会スケジュールもタイトな中、お疲れ様でした。
イラン情勢で緊張が高まり、米中首脳会談が1カ月延期された中で、どんな高市訪米になるのか世界中が固唾をのんで見守った。しかし、蓋を開ければ、トランプ大統領の出迎えに満面の笑みとハグで答える高市首相、夕食会ではトランプ大統領が選曲したという大好きなXJAPANの「Rusty Nail」の生演奏のもてなしに歓喜し、帰国前にはアーリントン墓地を訪れて献花するという、完璧な日程だったように見える。
トランプ大統領は黄色い(ゴールド?)のネクタイをしめており、これはかなり珍しいことなのですが、朋友の安倍元首相がお気に入りだったことで、その意思を継承し敬意を示すためと言われている(真偽不明)。実際、前回の来日時も黄色いネクタイで、既に高市JAPANにポジティブな印象を持っていたことがうかがえる(石破JAPANの時どうだったかは・・・)。
会合の詳細は今後さらに明らかになってくると思うので、そういったまじめな(?)話は、マーケットへの影響など含めてまた別途取り上げます。
本当はもっと気軽な、夕食会のメニューとかを取り上げたかったのですが、とにかくメニューが合理的で、ワインのペアリングの出番もないくらいシンプルな構成。政界きってのワイン通の茂木外務大臣も物足りなかったのでは?
スープ:前菜:キャロット・ジンジャー・ヴルーテ
メイン:メイン州産ロブスターのグラタン、コーンとアスパラガスを添えて
デザート:いちごとバニラ・クリームのガトー
今回は大統領主催の「ディナー・レセプション(dinner reception)」というもので、いわゆる「国賓晩餐会(State Dinner)」とは異なる形式で執り行われたとのことです。
今週も、中東情勢に振り回されることになるでしょうが、冷静に判断していきましょう。今週もよい1週間を!
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