2026/01/17 20:00 | 戦略論 | コメント(0)
アメリカは内戦へ?
今週も色々と国際政治が動いておりますが、地政学・戦略関連のトピックでいえば、やはりイランの政情不安が気になるところです。
■【解説】続く抗議、イランの支配者たちにとって1979年革命以来の難局 (1/14 BBC)
何度も述べてきましたが、イランはリムランドに位置するいわゆる「三大戦略地域」の中東におけるアメリカのライバル国です。その人口規模や領土の大きさでは「大国」と呼んで差し支えないほどの影響力を持っております。
しかも同地域内ではフーシ派やヒズボラ、シリアのアサド政権、そしてガザ地区のハマスなどを伝統的に支援してきました。このため、もしイランの現政権が倒れることになると中東のパワーバランスが一気に動く可能性があり、その動向は実に気になるところです。
この政権交代の可能性は、実は2つのシナリオにおいて大きなリスクになっているとも言えます。
一つは、政権交代してもイラン革命防衛隊が権力を掌握してしまえば、以前よりもさらに強硬姿勢を取るようになり、より深刻な脅威になるというリスク。
もう一つは、本当に崩壊してしまうと、単に中東に権力の空白地帯が生まれてしまうだけでなく、「反イラン」でなんとか政権を維持してきたイスラエルのネタニヤフ政権が「敵失状態」となり、むしろ同国の政情不安にもつながり兼ねないというリスクです。
もちろんこれはあくまでも可能性の話なので、実際はどうなるかはわかりません。ただ一つだけ確実に言えることは、今回のイランの騒動は確実に世界を変えるだけのインパクトを持っているということです。
この話にからめていえば、なんと言っても気になるのは、トランプ大統領がイランを再び空爆すると言い始めたことです。
■ トランプ大統領「イランの愛国者たちよ、公的機関を掌握せよ」…抗議デモ巡り軍事攻撃も示唆(1/14 読売新聞オンライン)
「イランの愛国者たちよ、抗議を続けろ」と言いつつ空爆の脅しをかけるというのはなんとも矛盾した行動ですが、一方、トランプ大統領は対外的ではなく、国内政治においてかなり過激なことを行っており、最悪の場合には内戦につながるような状態にあります。今回はこのテーマを解説します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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アメリカは内戦へ?
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▼トランプの「政治革命」
▼「内戦専門家」の予言
▼内戦を起こす要因
▼アメリカは変わった
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近況報告
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正月をダラダラと過ごしてしまったおかげで、認めたくないのですが、完全にワガママボディーになってしまったと自覚しております。
これまでの自分は、食べる量を減らすことによってなんとか体重の増加を抑えていた部分があったのですが、年をとるとどうも同じ量を食べていても体重増加が止まらないわけです。
もうこれはどうしようもない、ということで禁断の「やせ薬」として最近話題の「マンジャロ」などに手を出そうかという考えが脳裏によぎったわけですが、以下のニュースを読んでビックリ。
■「やせる注射」をやめた人、体重の再増加が速くなる可能性 最新研究(1/9 BBC)
なんとこの手のやせ薬を飲んでも、やめたら急激にリバウンドするとのこと。
結局は普段の生活習慣の改善しか根本的な解決法がない、ということでいよいよ私の人生は追い込まれてまいりました。
そういえば米国防総省(戦争省)が、兵士たちに従来の「身長-体重」の比率ではなくて「身長-腹回り」を計測するように決定というニュースがありました。
■ Pentagon to start measuring troops’ body fat by waist-to-height ratio(1/14 Military Times)
スリムでマッチョな兵士(戦士!)を目指すヘグセス長官らしい通達ですが、私も、米軍兵士になったつもりでがんばろう!と誓いました。
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好評発売中の書籍
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■『スパイと嘘』アレックス・ジョスキ著、飛鳥新社
■『アジア・ファースト』エルブリッジ・コルビー著、文春新書(第三刷決定!)
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