2026/02/14 14:00 | 戦略論 | コメント(0)
現役の軍人たちとの語らい
今週も色々と国際政治が動いていますが、地政学・戦略関連のトピックでいえば、相変わらず中東に派遣されている米国の空母の行方が気になるところ。
また、日本に関係したところでは、海上保安庁ではなくて水産庁の船が、違法操業していた中国漁船の船長を2月13日に現行犯逮捕したことがありました。
■ 日本の水産庁、中国漁船を拿捕 日中の緊張高まる中(2/13 BBC)
みなさんもご存知の通り、高市政権が発足してから、いわゆる「存立危機事態」の発言を受けて、中国政府は日本に対して強硬な態度を崩していません。
そのような中で、日本が中国船の船長の逮捕があったとなると、当然ながら中国側のリアクションとして、中国内で恣意的に日本人を逮捕する事態が発生する可能性もあるでしょう。まだ事態はどうなるかわかりませんが、中国の出方次第ではさらにエスカレートすることも予想しなければなりません。
アメリカに目を移すと、「エプスティーン問題」の収拾がつかなくなっています。先月公開された300万点の検証が進んでいるだけなく、その騒ぎにさらに火を注いでいるのが、連邦議会の公聴会に呼ばれたパム・ボンディ司法長官の答弁の様子です。
■ ボンディ米司法長官が議会で証言、激しいやり取りも エプスティーン元被告の資料やミネアポリスでの銃撃事件めぐり(2/12 BBC)
フロリダ州で検察官をやっていたときには非常に評判の良かった人物だったのですが、ボスであるトランプ大統領を守るためか、公聴会で議員たちに、「なぜ少女たちが犠牲になっているのに文書を全部公開しないのか」と繰り返し質問をされてもはぐらかし続けました。
しまいには、「ダウ平均株価が5万ドルを越えているのですよ!」と意味不明な返し方をして失笑を買う始末。現在のトランプ政権の暴走ぶりを象徴するような存在になってしまいました。
先週も触れましたが、それとは対照的なのが欧州各国の対応。イギリスではアンドリュー元王子やマンデルソン元駐米大使に対して警察が捜査を開始したという話も出てきたり、ノルウェーに至っては、同国の元首相で欧州委員会の委員などを務めた経験のある、トールビョルン・ヤーグラン氏に対して警察が捜査を開始したという話も出てきています。
■ ノルウェーの元首相、エプスティーン元被告めぐる「重大な汚職」の疑いで立件(2/13 BBC)
日本では、2021年のデジタル庁発足時に事務方トップの「デジタル監」の候補として名前の挙がっていた、元MITメディアラボ所長の伊藤穰一氏が、エプスティーン氏とかなり密接にやりとりしていた様子が暴露されました。しかし、現在の千葉工業大学の学長という立場には影響がないようで、アメリカや欧州との対応の差が気になるところです。
このような混沌としてきた国際社会ですが、今回は、軍事・安全保障に携わる実務家たちとの会話が興味深く、実に参考になるものだったのでご紹介します。
※ここからはメルマガでの解説になります。目次は以下の通りです。
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現役の軍人たちとの語らい
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▼軍人たちの悩み
▼中国はなぜ危ないのか
▼失敗できるから強い?
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近況報告
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およそ二年ぶりですが、携帯電話(スマホ)の機種変更をしてきました。これが実に大変でした。
機種変更といえば、最近の方々はオンラインで済ますという方もいらっしゃるようですが、私は古い人間なので、どうも窓口に行かないと落ち着きません。わざわざ予約して朝一のスケジュールで行って参りました。
ところがここで油断していたことが仇になりました。
機種変更の作業自体は一時間半ほどで終了しました。しかし、今回はいままで使っていたiPhoneから、グーグルのPixelという別のOSを使っている機種への乗り換え。このため、データの移行やアプリの移し替えやらで、結果的に丸1日を使って新しいスマホとにらめっこ状態に・・・。
なぜ使い慣れているアップルの環境からわざわざグーグル系統に乗り換えたのかと言われれば、単純に「iPhoneで使っているアプリも、そのほとんどがグーグル関連のものばかり」という現実に気づいてしまったからです。だったらグーグルの携帯のほうが使いやすいだろうという安易な判断でした。
そこからPixelに乗り換えようと決めて、おすすめしている人の動画や記事などを拝見したのですが、そこで気付いたのが、最近『勝間家電』という著作を出して大ヒットしている経済評論家の勝間和代氏のアドバイス。
この本や動画でPixelを激推ししていたので参考にしたのですが、彼女の話を聞いて気づいたことが一つありました。
それは、Pixcelなどの「自分の生産性を上げてくれるガジェット」にいきつくまでに、ものすごい数のガジェットを試しまくっていることです。
最高にコスパのよいガジェットを教えてくれるのは、話を聞く人にとってはありがたいのですが、そこに至るまで彼女自身は、実に「非効率」ともいえる試行錯誤を繰り返しているわけですね。
彼女に習う形で、私もスマホを変えたわけですが、そこに移行する際に「超非効率」な状態を経験する羽目になりました。
この戦略論にも通じるような(?)「パラドックス」、なんとかならないものですかね?
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好評発売中の書籍
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■『新しい戦争の時代の戦略的思考』飛鳥新社
■『サクッとわかる ビジネス教養 新地政学』新星出版社、改訂版(★再び増刷決定!★)
■『やさしくわかるエネルギー地政学』小野崎 正樹、技術評論社
■『クラウゼヴィッツ: 『戦争論』の思想』マイケル・ハワード著、勁草書房(★増刷決定★)
■『地政学:地理と戦略』コリン・グレイ&ジェフリー・スローン編著、五月書房新社
■『戦争の未来』ローレンス・フリードマン著、中央公論新社
■『インド太平洋戦略の地政学』ローリー・メドカーフ著、芙蓉書房出版
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■『デンジャー・ゾーン』マイケル・ベックリー&ハル・ブランズ著、飛鳥新社
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