ODYSSEY Geopolitics & Business
おかげさまで大盛況! 年末特別企画、世界情勢オンライン講演会!次回の開催もお楽しみに!!
【NEW!】12月29日開催決定! 今回はASEANに詳しい牛山隆一さんと石井順也さんが参戦。 スナック峯村への参加についてはこちら。
オンラインセミナー 石井順也さん×吉崎達彦さん、安田佐和子さん、峯村健司さん、奥山真司さん。次回の開催もお楽しみに。
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2025年11月20日、「ODYSSEY(オデッセイ)」にリニューアルいたしました。引き続き読者の皆様のために、様々な情報発信をしていきます。 メルマガは「オデッセイ編集部」のメールアドレスから配信されます。最初は迷惑フォルダに振り分けられることがありますので、メルマガが見当たらないときにはご確認下さい。もしくはMYページから再配信のお手続きをお願いします。
先週も色々と国際政治が動いていますが、地政学・戦略関連のトピックでいえば、やはり注目は、日本の政府高官が行ったとされる核武装発言に対する国内外での反応でしょうか。 国外の反応の一つが以下の北朝鮮からのもので、「核武装化は、日本が長い間夢見てきた野望だ」と非難しています。典型的な批判ですが、自分たちの核武装は前提としていることを考えると、その発言には首尾一貫性がありません。 ■ 北朝鮮、官邸関係者の核保有発言に反発 「危険な妄動を断固阻止」(12/21 毎日新聞) もっとも、ここで我々が認識しなければならないのは、北朝鮮や中国がこのような批判をしてくるのは、日本が核武装するかもしれないとい…
先週の日銀を通過して、2025年の大きなマーケットイベントは概ね終了といったところ。今週後半から米国はクリスマス休暇に入ることもあり、マーケット自体は閑散としてくる見通し。 というわけで、今週は日銀金融政策決定会合と遅延と欠落により前代未聞の米国経済統計を取り上げます。 ●先週のマーケット ●今週の米国経済統計(予想) ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 米雇用統計 11月 ・雇用統計総論 2. 新規失業保険申請件数 3. 米小売売上 10月 4. CPI 11月 5. 日銀予想通りの利上げへ ●あとがき それでは、さっそくまいりましょう。…
今週末はいよいよ年末恒例のオンライン講演会です。激動だった2025年を振り返りつつ、2026年の展望についてじっくりお話します。 ■ 【年末特別企画】世界情勢オンライン講演会のご案内!(12月27日) すでに多くの方々にお申し込みをいただいていますが、直前までエントリーは可能です。年越し気分でゆっくりと懇談したいと思っていますので、ぜひ上記リンクからご参加ください! さて今週は、風雲急を告げるベネズエラ情勢を取り上げます。この問題は日本ではほとんど報道されていない印象がありますが、米国や世界情勢にとって極めて重要なイシューとなっています。ウクライナ情勢については、すみません、今回も手が回…
18・19日の金融政策決定会合で、日銀は0.75%への政策金利引き上げを決定しました。前々号、前号と被る内容になりますが、簡単に解説します。 *********** 景気判断は維持 *********** 今回のように展望レポートがない回(3月、6月、9月、12月)とある回(1月、4月、7月、10月)とでは分析の詳しさに違いがありますが、景気判断は現状・先行きとも概ね維持されました。リスク要因も同様です。 (現状) ・基調:一部に弱めの動きもみられるが、緩やかに回復している ・個人消費:物価上昇の影響を受けつつも、雇用・所得環境の改善を背景に底堅く推移している ・設備投資:緩やかな増加傾…
18・19日に開催される日銀金融政策決定会合。報道では、利上げ実施が既定路線になっていますが、その最後の関門となった短観が15日に公表されました。また、2026年度賃上げスタンスの動向という文書も公表されました。この類の文書の公表は、恐らく初めてと思います。 これらを見る限り、利上げへの障害は無くなったと言えます。敢えて言えば、利上げが行われないのは、予期せぬ市場の激変が金曜日までに世界を襲うケースでしょうか。 短観の主なポイントは以下の通り。いずれも利上げをサポートする材料です。 ・業況判断の改善:もっとも注目される製造業大企業では、前回14から今回15に改善。また、全産業全規模合計も…
先週も色々と国際政治が動いていましたが、地政学・戦略関連のトピックでいえば、やはり注目は、トランプ政権が現地時間12月5日に発表した2025年度版の「国家安全保障戦略」(NSS)ですね。 ■ 米安保戦略「トランプ版モンロー主義」 国益優先、西半球対応に重点(12/5 日本経済新聞) 日本ではこの記事にもあるように、「トランプ版モンロー主義」とでも言える西半球(南北アメリカ)重視の姿勢が打ち出されていながら、アジアにからむところでは意外なほど中国には厳しい態勢をとっていることから、「とりあえず一安心」という意見も多いようです。これは拙訳『アジア・ファースト』の著者で現国防省ナンバー3のエルブ…
12月も折り返し、あっという間に時が過ぎていく、まさに師走を体感しています。 主要中銀の動きが目白押しの今月、先週はFOMC、そして今週は日銀とイベントが詰まっています。今回は、FOMCを振り返りつつ、日銀についてはこれまでの本メルマガで取り上げてきたことを軌道修正しつつ会合に備えます。ぜひお付き合いください。 ●先週のマーケット ●今週の米国経済統計(予想) ●先週の米国経済統計(結果) ●経済統計分析 1. 米雇用関連データ ・JOLTS 10月 ・新規失業保険申請件数 2. 12月FOMC ・FOMC statement ・経済予想サマリー(SEP) ・ドットチャート ・…
日銀金融政策決定会合が迫ってきました。今回は、先週Saltさんが触れられた中立金利について、簡単におさらいします。 中立金利は、経済の実力に見合う、高過ぎることも低過ぎることもない、頃合いの良い政策金利と理解しておけば良いと思います。米国では、先日のFOMCの際に出されたSummary of Economic Projectionsの中で、Federal funds rateに関するLonger runの中央値が3.0%とされ、これがFOMCメンバーがみる中立金利の水準と認識されています。また、ユーロ圏ではこのところECBが政策金利を2.15%に据え置いていますが、ラガルド総裁の説明をみると…
もう12月も中旬となり、今年も残すところわずかですね。お忙しい方も多いと思いますが(私も同様です)、あと2週間、体調に気をつけながら頑張りましょう。 さて今週は、トランプ政権の対中技術政策の転換を取り上げます。日本ではあまり報道されていないように思いますが、今後の米中関係を展望する上で極めて重要なテーマの一つです。専門的で複雑な領域ではありますが、できるだけ分かりやすく解説します。 ウクライナ情勢についても詳しく書きたかったのですが、先週も多忙を極めてしまい、申し訳ありません、今回も持ち越しとなりました。さまざまな動きがあり、お伝えしたいことは山ほどありますので、しばらくお待ちください…
沖縄本島南東沖の西太平洋の公海上空で12月6日午後、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が、対領空侵犯措置に当たっていた航空自衛隊のF15戦闘機に断続的にレーダーを照射しました。 ■ 中国軍戦闘機が自衛隊機にレーダー照射 強く抗議 小泉防衛相(12/7 NHK) 高市総理の国会答弁をきっかけに中国側が激しく反発し、外交的緊張が一気に高まりました。そして、これまで本メルマガで指摘している通り、日中間の対立は激化を続けています。 しかし、そもそもなぜ、日中関係がここまで急速に険悪ムードになったのでしょうか。この反応の“温度”を正しく理解するには、習近平氏にとって台湾とは何か──この…
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